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農業センターdelaファームは、名古屋市天白区平針にある、市民が農業を体感できる施設。

2014年ごろまでは、「農業センター」という名称だったが、開園50周年事業として「delaふぁーむ」が公募により付け加えられた。しかし、市民は「農業センター」という名前に親しんでいるため、日常会話で「delaふぁーむにいこう!」とはならない傾向がある。

 

農業センターは、もともとは農業技術の普及・指導を行う施設として設立された。しかし、名古屋市の都市化によって、市民が農業に親しみながら、ゆったりと憩うことのできる施設として現在では活用されている。入場料は無料。

実際に、名古屋市天白区の多くの小学校では、遠足やフィールドワークなどで農業センターを利用している。近くの小学校からは歩いて、比較的遠くの小学校からは市営バスの貸し切りをもってアクセスしている。また、普段から家族連れの割合も多く、憩いの場としての役割は大きくなっている。

 

【アクセス】

地下鉄鶴舞線「平針」下車 徒歩20分または市バス「地下鉄原」行き、「農業センター北」下車、徒歩5

地下鉄鶴舞線「赤池」下車 徒歩20分または名鉄バス「祐福寺」または「前後」行き「荒池」下車、徒歩6

となっているが、

名古屋コーチンの肉や卵・野菜などが購入できることに加え、駐車場代が無料なことから、圧倒的に車での来園がおおい。

特にイベント時は混雑し、駐車場に入るのに並んだり、第2・3駐車場が開設されたりすることもある。

 

【イベント】

しだれ梅まつり…例年2月中旬から3月中旬

農業センターまつり…例年11月の頭の連休

ゴールデンウィークフェア…ゴールデンウィーク

 

イベント時には、地域の農家でとれたものの直売やそれらを使ったご飯の提供が多く行われる。また、子どもたちを対象に収穫体験なども実施され、朝から夕方まで家族みんなで楽しめるようなイベントとなっている。

 

近年では、ツイッターでの情報発信も始まった、

https://twitter.com/noucenter

 

【家庭菜園実習】

 各家庭での、野菜等の育て方のコツを教えてくれる講座。座学のみ。1300円で受講できる。

例えば

・家庭で楽しむプランター菜園と野菜の加工のすすめ 

・キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ニンジンの作り方

などがある。

その他、家庭菜園からステップアップしたい人向けの、実習と貸し農地がセットになったコースもある。

 

【こどもたちの体験】

 農業センターでは、地域の子供たちとその家族に対して、非常に多種多様な体験を提供している。それらは、とても安い。

・キノコの話と菌打ち体験

・親子乳しぼり体験

・野菜の収穫から、ピザづくり体験

・農業センターの牛の乳からのバター・アイスづくり

などは、筆者も体験したことがある。

 

【農業センターのジェラート】

農業センターでは、毎日、農業センターの牛から乳をしぼり、牛乳やジェラート・カップアイスを作って販売している。

 このジェラートは非常においしく、極力農業センターでとれたものを使って作られているためとても新鮮。取れたところで取れたものを自然の中で食べる体験が、比較的人が住んでいる地域の近くでできることは、とても貴重である。

 人気ランキング調査も実施されていている。

1位 ミルク味
2位 抹茶味
3位 いちご味
4位 かぼちゃ味
5位 ぶどう味

 

名古屋市という都会のなかに、これだけ本格的に農業を体験できる施設があることは、とても誇りです。特に天白区民の家族は、農業センターの存在によって、豊かな休日を過ごせていると予想できます。

 

 農業センターHP

http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/19-8-4-2-2-0-0-0-0-0.html

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