吉浜村(よしはまむら、 - 1940年)は、かつて足柄下郡に存在した村。
沿革
1889年(明治22)4月1日、町村制施行のとき、鍛冶屋村と合併し、(新)吉浜村が発足(1:106)。
主な産業は農業だったが、大正年間に東海道線(熱海線)の真鶴駅(1922・大正11(3:295))・湯河原駅(1924年・大正13(4))が開設されたことから、海水浴場・別荘地としても発展した(2:306)。
1940年(昭和15)4月1日、町制移行し、吉浜町と改称した(1:120)。
参考資料
- 『神奈川県町村合併誌 上巻』神奈川県、1958
- 「吉浜町」『神奈川県町村合併誌 下巻』神奈川県、1959、306-308頁
- 「真鶴町」同書295-297頁
- 「年表」播摩晃一ほか編『図説 小田原・足柄の歴史 下巻』郷土出版社、1994、148-151頁